2013年12月

jQuery 1.11 と 2.1 のベータ版 3 の変更箇所のメモ

1週間ほど前 jQuery 1.11 と 2.1 のベータ版3が発表 されましたのでメモしておきます。まだベータ版です。

API は 1.10 や 2.0 から変更してません。 ベータ2に引き続き AMD 対応を進めています。

ベータ2からさらに IE 関連のバグが修正されています。 sizzle も新しくなりました。 npm での使用に改良を加えています。

ベータ2に引き続き npm に登録されるので、 node 等で jQuery を利用したい場合は npm install jquery@2.1.0-beta3で インストールできます。

ただし、ベータ3ではまだ適用されていませんが、 将来の npm 版の jQuery では、 require("jquery")したときに jQuery がグローバル(window オブジェクト)に自動的に expose されなくなるそうなので、例えば window.jQuery = window.$ = require("jquery") と手動で expose する必要があります。

カスタムビルドでモジュール exports/global が追加されました。 また、AMD で使用する際の jQuery のモジュール名を 設定することができるようになりました (デフォルトは"jquery")。 使用する機会はほぼ無いと感じます。 (例:grunt custom --amd="custom-name")

package.json に main プロパティを設定して npm 版の jQuery を require('jquery')で使用できるようになったようです。 (これまでは require('jquery/dist/jquery')等とする必要が あったらしい。)

IE でのローカルファイルへのアクセスに関しては 2.x 系ではなく 1.x 系を利用した方が良さそうです ( 参考 )

あと THE NIGHT BEFORE CHRISTMAS のパロディが書いてありました。 英語ネイティブな人ならうまいのか寒いのか分かるのでしょうが、 コメントを見る限り好評な模様です。

スポンサーサイト